今日から勝手にエッセイストvol.1|政治、宗教、そしてダイエットの話

今日から勝手にエッセイストvol.1|政治、宗教、そしてダイエットの話

政治、宗教、時と場合によっては野球。

世の中には、ビジネスやお酒の席でタブーとされる話題がいくつかある。

私個人としては、ここに「ダイエット」が追加されていいと思っている。

ダイエットは、人によって信じるやり方が大きく異なり、かつその信仰の深さも人によりけりである。

最近では「糖質制限“教”」が優勢だが、抑えるべきなのは結局「カロリー」「脂質」「糖質」のどれなのか。

「1日1食」や「月曜断食」を医者が推奨しているかと思えば、海外セレブの間では1日の食事を5回に分けて行う「ファイブファクターダイエット」が流行っているという。

炭水化物はただの悪なのか、同じ粉でも全粒粉ならカラダに良いのか。

肉はたんぱく質だからなんでも良いのか、赤身の肉だと途端にNG食材と化すのか。

「食べることは生きること」というように、食べることは日々の生活にとってあまりにも重要な要素であり、その「食」が基盤となる「ダイエット」に関する情報は世の中に溢れている。ダイエットに対する考え方が人によって異なるのは当然のことだ。

だが、その考え方の“違い”の部分に関してはあまり認識がされていないように思う。

「ダイエット中なので、ファスティングしています」とランチのお誘いを断れば、「空腹の後に食べると吸収されやすくなるからやめた方がいいよ」などとアドバイスを受ける。

あまりにも安易だ。

私は物心ついた頃からずっとぽっちゃりしていて、まだ幼い頃から人生を通してダイエットを意識していた。以前このブログの記事の1つにも書いたが、学生時代からビリーズブートキャンプ、コアリズム、縄跳び、半身浴、朝フルーツ、キムチ納豆、ファスティング、糖質制限、ローフード、とにかく色々なダイエットを繰り返してきた。

結果的に未だダイエットを続けている万年ダイエッターではあるものの、ダイエットを繰り返す度、本を読んだり、自分の体に実際に起きたことを考察したりして、学びを得てきた、という自負がある。

新卒の頃の同期で、男性にありがちな、社会人になって生まれて初めて「太る」ということを経験した男子がいた。私は彼と複数の先輩とで性懲りもなくダイエット部なるものを作り、サラダランチなどしながら定期的に自分の進捗を報告しあう「部活動」に励んでいた時期があった。

部活動中、その同期が新事実であるかのように「ニンジンやトウモロコシは野菜ですが意外と炭水化物が多くて太るのでみなさん気を付けてください」と発言した時は度肝を抜かれた。炭水化物含有量の多い野菜などは周知の事実だと思っていたからだ。(そういった野菜を単純に控えるべきというわけでは決してないが、この話を突っ込むとまた深みに・・・)

私にとって、人生の中でたくさんの時間をかけてきて、自分なりに色々と学んできたと思うのが「ダイエット」であり、気持ちがこもっているからこそこういった安易なアドバイスに対して敏感になる。

他の人にとっての何が、私にとっての「ダイエット」になるか分からない。 自分にとってはなんてことない雑談の話題が、相手にとってはより深い人生のテーマだったりするのだ。

詰まるところ、自分がプロフェッショナルでない分野に関して、安易に語ったり、アドバイスをするのは避けた方が良い、ということだと思う。

かく言う私もダイエットに関してプロではないので、決してアドバイスのような言い方をしないよう、気をつけている。

政治、宗教、野球。人によっては漫画、筋トレ、ダイエット。タブーは、人それぞれ。